診療案内


一般歯科

むし歯

予防が一番ですが、早期発見、早期治療が重要です。

むし歯は、歯垢中の細菌が糖を分解してできた酸により、歯が溶けて穴があいていく病気です。歯の中には歯髄と呼ばれる神経があるので、むし歯が大きくなるに従い痛みを伴ってくるようになります。 さらに進行すると神経が死んでしまい、一時的に痛みが消失しますが、細菌がさらに深部に入り込み歯槽膿瘍や骨髄炎という病気まで進行してしまうケースもあります。 むし歯の治療は早期程、無痛で簡単に済みます。早期発見、早期治療が大事ですので、定期的な健診、気づいたら早めに受診することが重要です。

歯周病

歯周病は生活習慣病です。 食事、喫煙、口腔清掃等、生活習慣を見直しましょう。

少し前までは歯を失う原因のナンバーワンはむし歯でしたが、数年前からその地位は歯周病へと変化してきました。その理由はむし歯に対する予防(フッ素、キシリトール、健診等)、治療(技術、歯科材料等)の発展により、むし歯が減少してきたのも一つと思われますが、高齢化社会、食生活の欧米化、ストレス社会というのも原因の一つと言えます。 健康な歯は固いものを噛んでもビクともしませんが、それは、歯の周りの歯肉という皮の内部で歯槽骨という固い骨が歯根を動かないように、がっちりと基礎固めしているおかげなのです。 歯周病は歯と歯肉の境目から細菌が入り込み、数年から数十年という長い年月をかけながらその基礎固めをしている歯槽骨を溶かしていく病気です。初期はほとんど無症状ですが、進行するにつれ、出血、口臭、歯の動揺という症状が出てきます。寝不足や体調が悪い時などに、強い痛み、著明な歯肉の腫れ等を伴う歯周炎の急性発作を起こすこともあります。原因は直接的なものとしては清掃不良(歯垢、歯石からの感染)ですが、最近では喫煙、糖尿病、ストレス等の間接的な原因も指摘され、生活習慣病の一つとも言われています。また、最近の研究では歯周病を放置することにより、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、糖尿病等の全身疾患を起こすリスクが高まることも報告されています。歯周病についてもむし歯と同様に早期発見、早期治療が重要です。定期健診を受診することが理想ですが、もし、歯肉からの違和感、出血、口臭等があった場合には早めに受診することをお勧めします。

補綴(ほてつ)・・・失った歯を人工的に補うこと

失った歯を補っておくことは噛むことだけではなく、歯並び、噛み合わせを維持し他の歯を守るという点でも大切なことです。

惜しくも歯を失ってしまった場合の話になりますが、それを何らかの方法で補うことを補綴(ほてつ)といいます。補綴には基本的に義歯、ブリッジ、インプラントの3種類があります。義歯は歯を削る必要もほとんどなく、短期間で作成することができます。しかし、着脱式のものになりますので、装着直後に違和感が出るケースもあり、慣れるまでに調整や訓練が必要になります。ブリッジは固定式で、着脱の必要はなく、違和感も少ないですが、支えとなる歯を削る必要があったり、支えている歯の負担増加、清掃が困難等の問題もあります。インプラントは詳しくは後述しますが、すべて自費治療になりますので、費用面において、また外科処置を伴いますので、身体的負担の面が欠点と言えます。以上の通り、補綴は大事なことですが、その方法については、それぞれに利点欠点がありますので、それらの説明を十分受け、理解し選択することが重要です。

小児歯科

乳歯のむし歯は単なる子供の歯のむし歯だけではすみません。

子供のむし歯についてですが、足利市のデータでお伝えすると母子保健法に基ずく1歳半健診においては、20年前は約7%の幼児にむし歯がありましたが、現在は2%まで減少。就学前5歳児においては20年前は約70%の児童にむし歯がありましたが、現在は約35%まで減少しています。一見してむし歯は減少しているのですが、細かく見てみると、むし歯の全くない、あるいは非常に少ない子供が増える一方、少数において非常に多数のむし歯を持つ子供がいます。育つ家庭の環境によって大きな変化、格差があることがうかがえます。 公共施設、学校、歯科医院が協力してこれについては改善していくしていく必要があると思います。子供の歯は約6歳から萌え代わり始め、約12歳ですべて大人の歯に代わります。萌え代わるので子供の歯のむし歯を軽視しがちですが、放置すると歯並び、噛み合わせ、あごの成長にまで影響を及ぼします。子供こそ早期発見、早期治療が重要です。公共機関での歯科健診をしっかり受診し、また、定期的にかかりつけ歯科医での健診も受診することをお勧めします。

インプラント

適応症であれば、失った歯を補う理想の方法です。

失ってしまった歯を補う方法の一つです。歯を失った部位にフィクスチャ—と呼ばれるチタン製の人口歯根を外科的に埋入して、その上に人口の歯を乗せ歯を補う方法です。固定式で着脱の必要はなく、また、単独で噛む力を負担して機能し、周りの歯に負担をかけることもないので、周りの歯に優しい方法とも言えます。しかし、フィクスチャ—が入るだけの十分な歯槽骨が必要など、適応症に制限があることや、自費治療であること、外科処置を伴うこと、治療期間が長いことなど欠点も多く、十分な診査及び説明を受け、熟考の後に受ける方法と言えます。

矯正歯科

歯並びは審美的に重要なだけでなく、機能的にも重要です。

歯並びは、あごの成長、大きさ、歯の大きさ、指しゃぶり等の悪習慣、鼻疾患の有無等により、その人それぞれ、様々な形を有します。その中で分類的に正常もあれば異常なものもあります。異常歯列の場合審美的に劣ることがある、に加え清掃しにくいためにむし歯、歯周病になりやすかったり、噛み合わせ不良によりあごの成長に影響を及ぼす場合もあります。矯正治療は歯並びを改善することにより、審美性だけでなく、清掃性の向上、口周辺の正常な成長を促すという目的もあります。しかしながら、治療が長期間かかること、自費治療であること、矯正期間中は清掃しにくくむし歯になりやすいこと等、十分理解したうえで受けていただきたい治療と言えます。